



今回はジョギングを生活に組み込んで便秘を解消する方法を紹介していこうか。
ジョギングが便秘解消に効く理由
日ごろ運動しない人の筋力不足が原因になってる便秘にはジョギング(ランニング)が有効だ。排便に必要なお腹の筋肉を鍛えてくれる。腸腰筋などのインナーマッスルを意識して走ると効果的。
また、走ることで血流が良くなり便に水分が送られるようになる。これで便が出やすくなるわけだ。
また、運動で体がほぐされてリラックスした気分になると便通が起こりやすくなる。緊張したりプレッシャーのある状態が続くといつも便意が起こる人でも起こらないことがあるのでリラックス状態を作り出すようにしたほうが良い。走ることで心がリラックスできるようになると便秘解消の大きな力になるぞ。
走りたくなる動機づけ
走るのが便秘に効くのは分かった、でも続かないから困ってるんだという人もいるだろう。そこでまずは「走らなきゃ」ではなく「走りたい!」と思わせる動機付けが必要になる。
有名なのはこの本。『Born to run 走るために生まれた』
「太っている人を走らせる本」とまで言われている、とにかく読んだら走りたくなる本。最初は翻訳本ならではの読みにくさを感じるかもしれないが、内容が面白いのでどんどん引き込まれていく。
ベアフットランニングという選択肢
そして『Born to run 走るために生まれた』を読んで感じることは「裸足で走りたい!」ということ。
ジョギングを始めるとなると通常は底が厚いランニングシューズを購入するものだが、この本はその常識を覆してくれる。裸足もしくは裸足に近いベアフットシューズと呼ばれるもので走ってみたくなるのだ。
ベアフットランニングは難しい?
ベアフット(裸足)ランニングと呼ばれるジャンル。これをネットで調べてみると上級者向けだと言っている人もいる。
しかし裸足ランニングの普及活動を行っている「日本ベアフット・ランニング協会」によると、走り方に癖がついていない初心者こそベアフットランに向いているということを言っている。
実際私もジョギング初心者の時からいきなりベアフットシューズでランニングを始めたが何の問題もなかった。
「日本ベアフット・ランニング協会」では定期的に裸足ランニングの初心者講習会を開催しているので興味のある人は参加してみると良いぞ。ベアフットランのコツがつかみやすくなることだろう。
ベアフットシューズ
裸足で走るところまではいかないけど裸足に近い状態で走れるのがベアフットシューズ。写真は靴底の厚さが6mmのもの。このように靴底が薄いのでかかと着地ではなく足の前面から中間で着地するスタイルになる。
こんな薄い靴で痛くないのかと聞かれることもあるが、痛くならないような足の使い方をして走る。そしてそれが人間古来の足の使い方なのだ。なぜなら昔は底の厚いランニングシューズの力を借りずに裸足で狩猟採集で走り回っていたのだから…。
ベアフットシューズを履くと今までのかかと着地で歩くだけでも痛い。そうするといやがおうにも走り方を変えなければいけなくなるのでいい練習になる。今までの走り方を変える必要はあるが初心者でも可能だぞ。
ベアフットシューズはワラーチ、ゼロトップシューズなどという呼ばれ方もする。いずれにせよ靴を履いているときよりも解放された感覚で走ることができ、蒸れることも無く気持ちが良いのでおすすめだ。
特に夏はランニングシューズなんて履いて走りたくないと思うことだろう。暑い時期に向けてベアフットランニングを始めてみるのも楽しいぞ。
運動する時間が無いというあなた
運動したいんだけど忙しくて…という人こそジョギングを始めてみて欲しい。
ジョギングは特別な施設や道具も必要ないし、買い物や通勤通学のときに走ることもできる。通勤ランの人はランニングシューズと会社用の靴を用意する必要があるが、ベアフットシューズならスペースを取らないので便利だ。
また、ジョギング用に時間を取るとしても20分程度でもかまわない。長時間やろうとすると時間が無いという話になるが、最初は少しの時間でも走ってみよう。走ることが楽しくなると自然と時間も伸びてくる。暇があれば走っていたいという心境になるし、毎日走らないと気持ち悪いと感じる。やっぱり走ることは体も心も楽しくなるからだ。
それでも忙しいという人は運動の重要性をもう一度頭に入れることをおすすめする。運動がそれほど大事だと思っていないせいで優先順位が低いからやる時間がないということになってしまう。
自分の生活のなかでどこにジョギングを組み込めるか。無理なくスケジュールに入れることができればきっと続けられるだろう。
まとめ




走るのが楽しくて毎日少しでも続けていって、気が付いたら便秘が改善していることだろう。